■はじめに
Terraform Cloudを使い自宅ESXi環境にVM 2台をデプロイしたブログ
本ブログは過去に実施したTerraformでVMwareの自動化にチャレンジした内容を
使い方を含めTerraform Cloudでやってみた内容となっている
■目次
■対象者
・Terraform Cloudで自動化を初めようと思っている人
・VMware周りの自動化に興味がある人
■前提知識
・gitの操作が出来る
・vSphereの基礎的な知識がある
・dockerの基礎的な知識がある
■構成図
Terraform Cloud実行における構成図は以下
■terrform cloudの設定
ワークスペースの作成
プロジェクトの選択としてDefault Projectを選択
ワークスペースの作成
githubと連携したいので
Version Control Workflowを選択
github.comを選択
次にリポジトリを選択
ワークスペース名を入力して作成
作成されていることをワークスペースの画面より確認
terrform cloud agentの設定
terraform cloud agentを使用には terraform cloudでtokenを発行
作成済みのOrganization nameを選択 setting->Agentsにてagent poolを作成
pool名を入力して次へ
Descriptionを入力してtoken作成
次の工程の環境変数とdockerコンテナ起動で使用するので 出力された以下コマンドや変数をメモして終了 ※-dオプションが無いことに注意
■ terraform cloud agent用VMの設定
・agent用のVM(Ubuntu)を準備 事前のインストールパッケージ
apt install docker
環境変数にtokenやagent名を設定しておく
export TFC_AGENT_TOKEN=<生成されたtoken> export TFC_AGENT_NAME=<エージェント名>
次にterraform cloud agentのコンテナを起動
terraform cloudでtoken発行した際に出力されたdockerコマンドを入力
docker run -d -e TFC_AGENT_TOKEN -e TFC_AGENT_NAME hashicorp/tfc-agent:latest
※私の場合はバックグラウンドで実行させてたいので-dオプションを付けて実行
以前のブログで検証したterraformのファイルをgithubにpush
■ ワークスペースの実行
・ワークスペースの実行には「New Run」をクリック
次に実行するRun nameを入力
terraform planが正常に終了
confirm&applyをクリック
必要に応じてコメントを入力
confirm planを実行
※コメントは必須ではありません
成功したこと確認
vCenterのタスクの開始時刻からもApplyの時刻と同じことから
正常に作成されたことを確認
■お片付け
最後に作成した環境のお片付けを行う terraform destoroyをTerraform Cloudで実行する手順にあたる
ワークスペースの Settings->Destruction and Deletionにて Queue destroy planをクリック
確認の為のワークスペース名が求められるので入力しQueue destroy planをクリック
作成時と同様に
destoroyのterraform plan正常終了したので
confirm & applyをクリック
同様にコメントを入力して confirm planをクリック
成功してVMが削除されたことが分かる
同様にvCenterからも確認
■まとめ
今回は前回terraformのコマンドのみで実施した検証をTerraform Cloudで同じことをやってみた
次はAvi Load Balancerに対して実施予定