はじめに
今更ながらZabbixに監視ホストの登録方法を記事にする。
特に意味はない。
ブログで管理した方が楽だと思ったから。
環境
・ハードウェア:Raspberry pi 4 Model B
・Zabbixバージョン:5.0
・監視対象機器:Cisco(iOS)-892 サービス統合型ルータ
インストール
ダウンロードパッケージとインストール方法は公式ページを参照ください。
ホストグループの作成
ログインすると次のような画面になる。
※初回ログイン時は英語表記になっている為、ユーザープロファイルにて日本語に変更を行ってください。
メニューバーのホストグループにてホストグループを作成する。
名前は何でもよい。
ホスト作成
次にメニューバーの設定(ホスト)について記載する。
ホストの新規登録
まず初めに登録対象の監視ホストを登録する。
下図のホストタブを参考にホスト名、グループ名、インターフェースの登録を行う。
ホスト名は任意に設定を行い、グループ名はホストグループで作成した名前を選択。
インターフェースはSNMP設定にて監視ホストのIPアドレス、SNMPバージョン、マクロの設定を行う。
詳細は下図を参照。
※ここでインターフェースの設定を誤るとテンプレート作成時にエラーが発生する。
テンプレート作成
次にホスト設定のテンプレートタブにてリンクさせるテンプレートを設定。
テンプレートタブの新規テンプレートをリンクの選択。
リンクさせるテンプレートはTemplate/Network DevicesのホストグループからTemplate Net Cisco IOS SNMPv2を選択。
マクロの設定
次にマクロの設定 マクロはホスト登録時と同様に{$SNMP_COMMUNITY}を設定。
登録したマクロがこちらになります。
ルーターの設定
監視対象のCisco(iOS)-892 サービス統合型ルータのSNMPの設定は下記に示す。
(config)#snmp-server host 192.168.100.14 router (config)#snmp-server community router RO (config)#snmp-server enable traps
グラフの確認
設定はこれにて完了。
ここからは正しく設定されてるかの確認を行う。
メニューバーの監視データのホストのグラフにより表示されることを確認。
※グラフ確認はダッシュボードでも設定可能
障害通知の確認
ルーターにtrapの設定を行ったので障害通知の確認もやってみる。
監視対象機器のケーブルを抜いて障害通知があるか試してみる。
正しく通知された。
おわりに
次のZabbixの記事はAnsibleと組み合わせた記事を考えている。